ニューヨーク生活が10年以上になった人は、
自分のことを「ニューヨーカー」と言っていいと聞いたことがある。
私のニューヨーク生活は,
今現在、12年を越えたので、立派なニューヨーカーの・・はず。
しかし、本当のニューヨークガールになるには、
もうひとつやらなくてはいけない使命が残されていた・・・・。
ハワードスターンというHなことばかり話すラジオのDJが、ある日のゲスト,
ニューヨークの一般人の女の子に、「君もブラジリアンしてるの?」と聞いた。
ゲストの女の子は、あんた、なに言ってるのよといういきおいで、
「もっちろ~ん!ニューヨークでは当たり前でしょ!」と答えた。
ショックを受けたのは、この私・・。
ブラジリアンは、モデル&セレブOr ごく一部の一般人と思っていたのに、
当たり前・・・しかもやっていないほうがおかしいってな、いきおい・・。
その後、あるコラムを読んだら、
「ブラジリアンをしてなかったら、寝た男に、
「Eew~~!(注:サウンズとしては、ィウゥ~~って感じ。驚いた、おそろしい、気持ちわるいというときに使う。今の若い子たちは、なんでも使う。パリス・ヒルトン、よく使ってます。) と言われたと書いてあった。確かに、雑誌には「ブラジリアンを受ける前の心得」がお約束のように、どの雑誌にものっていた。
・・・・・・真っ青である・・・。
さてこのブラジリアンとは・・・??
実はこれビキニワックスで、全部ビキニのヘアーを取っちゃうことである。
ブラジルのビキニはとっても小さくって、
ブラジルの女の子たちにとっては、昔から当たり前だったらしい。
このブラジリアンビキニワックスを初めてニューヨークで紹介したのが、
57ストリートにある「J-Sisters」である。
ここは、ブラジル出身の姉妹7人が1987年にはじめたスパで、1994年にこのブラジリアンを紹介し、一躍有名になったお店である。ブラジリアンといったら、「J-Sisters」といわれるくらいセレブやモデルになどに超人気のスパで、予約は1ヶ月先しか取れない。
要するにだ・・私は、「
えせニューヨークガール」だった訳だ。
・・・・・どうしよう・・・・・・。
いっくらサンレスタンニングローション(塗ると小麦色の肌になる-夏にはお約束の代物。)で肌をゴールドに染めても、髪にハイライトを入れても、コスモポリタン片手に気取っても、(飲めない私は、コスモポリタン飲んでぶっ倒れそうになった)
所詮
“えせ” だったんだ・・・。
とにかくだ、夏が始まる前に、
「EEw~~~~!!」といわれる前に、なんとかせな、あかん・・。
ということで2ヶ月かかって、やっと意を決した。
まずは、雑誌に「ブラジリアンをうける2時間前に、Advilまたはタイレノールを飲む。(痛みを和らげるため)」と書いてあったので、Advilを飲んだ。
2時間後、そろそろ出陣と思い、シャワーを浴びた。
そして向かうは、うちから3分のネイルサロン。(ネイルサロンでワックスもやってる。)
お店に入って、「あのブラジリアン、お願いしたいんですけど・・。」と言ったら、
とても気さくでかわいい韓国人の女の子が、
「OK~!じゃあ、こちらにきてくださ~い!」と小さな個室に案内してくれた。
そして・・・・
長くなったので、この続きはまた明日。
ブラジリアンをまだ受けてない、または今後受けようと思っている人には、
明日は必見です。(注:男性はご遠慮下さい。)